
Message
地獄車がその名をとどろかせていた頃、現役高校生で結成されたバンドが何やら熱いという噂がちらちらと聞こえてきました。
とある日、北谷をドライブしているところ何やら音楽が聴こえてきました。車を止め、音のする方に行くと、県内の数組のアマチュアバンドが野外で無料ライブを行っていました。
いくつかのバンドが演奏を終え、次いで出てきたバンドはこれまでのバンドとは年齢がだいぶ違い、高校生のようにも見えました。
驚いたことに彼らは念入りにマイクチェックや音のバランスについて細かく指示を出し始めました。(これまでのバンドはそういう注文を一切していませんでした。)しかもそれが堂に入っているように感じました。
演奏が始まり、その存在感、安定感、疾走感に心から驚きました。そうこれがモンゴル800でした。
少し大げさに言うと、モンゴル800の登場の前と後では沖縄の音楽シーンのあり方も変わったのではないかと思います。ボキャブラリーが無いのでうまく表現できないのですが、沖縄の音楽シーンが開かれたように思います。
この曲は、モンゴル800のセカンドアルバム"Message"の5曲目に収録されています。
純粋な愛を歌う良い雰囲気の曲です。この曲をはじめモンゴル800の歌うすべての曲は、純粋で、素直で、心にスッと受け止めることのできるものばかりです。
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