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睡眠はいつか死ぬその時のための
予行演習だと聞いたことがあったっけ
おまえの寝てる顔眺めながら微睡む午前3時
おやすみ…、おやすみ…。
昨日の夢を見ろ
明日の夢を見ろ
おまえの見る夢が
安らかであるように
息もできない寒い暗闇の隅の隅に
嘘みたいにこの星があるように
頼りなく浮かんでいるおまえも
誰かの瞳に映ってる
おやすみ…、おやすみ…。
父母の夢を見ろ
あの子の夢を見ろ
おまえの見る夢が
温かであるように
命溢れる3月のあぜ道のように
名前を呼ぶあの人のあの声のように
炊飯器から立ち昇る湯気のように
おまえの見る夢が
安らかであるように
温かであるように
「おやすみ。」
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出会いと別れを繰り返す人生。
出会いと別れのどっちが多いのだろうか。
きっと僕の人生は別れの方が多いのかもしれない。
なんとなくそんなことを思った8月18日金曜日の夜10時。
真っ暗な道を走る車の中に流れたのはこんな曲。
菅野創一郎の静かな歌声が車内を満たす。
楽しいことを探して道に迷い、もう帰り道さえわからない。
そんな自分の人生を受け入れられるようにならないといけない。
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