


午前9時に出勤。
会社で準備をして出先の会議の場所に向かう。
普段はたくさんの人が行き交っている廊下も今日は誰もいなくてとても静か。
会議の場所では、大晦日の日だというのにたくさんの人が一生懸命に仕事をしていた。
止むことのない電話を取り、課題が出たら会議を開き、解決に向けて電話をかける。
平日だろうと休日だろうと、僕が到着する前から、そして僕が帰った後も、一生懸命に仕事をしている。
僕にできることは、悲しいくらいに少なくて、ほとんどなんの役にも立ちそうにないけれど、ほんの少しでもできることがあるのであればと思い、僕も対応させていただいている。
そんな休みなく働いた怒涛の2020年も今日で仕事納め。
いろいろなことがあったようで一つのことだけに振り回されたような、充実したようで中身が空っぽなような、複雑な心境の一年だった。
目の前にあるチョコレートドーナツも、真ん中は穴が空いているけれど、輪の中にチョコレートがたっぷり詰まっていて、なんだか今年の僕を象徴するような食べ物だな。とかくだらないことを思ってみたり。
何はともあれ、とにかく一生懸命働いた2020年もようやく仕事納めなんだなと、仕事帰りに寄ったいつものスターバックスで思う12月31日の14時45分。
コメント