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事故物件怪談 恐い間取り
松原 タニシ
二見書房
2018-06-26



Tairaオススメ度:★★★★☆
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「ワケあり物件」の不思議な話を間取り付きで紹介します。
殺人・自殺・孤独死…etc。
恐くて部屋に入れない…!
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間取りが恐いというよりも、その物件で過去に起こった事件が恐いというか悲しいというか、そういう気分が沈む物語の数々だった。

僕は、幽霊はいないけれど、人が亡くなるときに想いのようなものが電気的な何かとして残り、その微量な電気的な何かを感じることで、あたかも幽霊がいるような錯覚を覚えるのではないかな、そんなことを思っている。

この作品に出てくるいくつかの物語も、自殺や孤独死といった人の想いが残留することで起こった不可思議な現象なのではないかなと、そう思う。

とはいえ、どの物語も興味深くて、とても面白く読むことができた。

オカルト的な話が好きな方にはお薦めの本です。