
Tairaオススメ度:★★★☆☆
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不可能犯罪 意外な犯人 密室 足跡のない殺人
ジョン・ディクスン・カーへの愛がいっぱいにつまった珠玉の短編集!!
上級生から度重なるいじめをうけていたエドワード・スミスは近くのロダリックの森にいるといわれる霧の悪魔に復讐を願うことにした。
魔女から買った霊薬を使い悪魔を呼び出すことに成功し、上級生三人の殺害を依頼する。
その願いどおり創立際の劇の稽古中、旧校舎の奥にある地下室に肝試しとして入った三人は密室の中で霧の悪魔に殺害されるが……
新作「霧の悪魔」を含む三編を収録。
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久しぶりに本格ミステリーが読みたいと思い手にとったのがこの本。
犯人の痕跡が全くない密室の中で、どのように犯行が行われたのか。
そして犯人は誰なのか。
そういうことを推理しながら読み進めるミステリー小説はやっぱり楽しくて、そのトリックが判明したときの「おおお!そういうことか!」という感動は、ミステリー小説ならではの体験だと思う。
ただ、それが短編になると、どうしてもトリックの解明に比重が置かれてしまい、なぜそのような犯行に至ったのかという動機の部分が薄くなりがち。それが少し残念だったかな。
それでも、本格ミステリーならではのワクワク感はとても楽しかった。
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