ケンとカズ [DVD]
カトウシンスケ
キングレコード
2017-05-03



Tairaオススメ度:★★★★★

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【INTRODUCTION】
正真正銘、無名の新人監督が作り上げた映画に観客は震えた!
アジア最大級の映画祭である第28回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門において、作品賞受賞の快挙を成し遂げた『ケンとカズ』。監督・脚本・編集は本作が長編デビューとなる小路紘史。
海外映画祭で上映を重ねた同名の短編を基に、27歳にして無名の俳優をW主演に迎え自主制作で撮影を開始。
その後、2年をかけ自らも編集もこなし長編映画として完成させた。
覚醒剤の密売をしながら裏社会で生きる男の言葉にならない怒りや哀しみを、絞り出すかのように激しく切なく描いた。
ケン役・カトウシンスケ、カズ役・毎熊克哉の熱演はもちろん、『ライチ☆光クラブ』での好演が記憶に新しいテル役・藤原季節など、脇を固める役者の強烈な存在感にも圧倒される。
弛緩した現代の闇を切り裂くかのように、新たな才能がぶつかり合う魂を揺さぶる物語がついにブルーレイ&DVD発売!

新人監督・小路紘史が、覚醒剤密売をテーマに裏社会で生きる男たちの運命をリアルに描くジャパニーズノワール。
小さな自動車修理工場で働きながら、覚醒剤の密売をするケンとカズ。
恋人の妊娠を機に、ケンは足を洗いたいと考え始めるのだが…。
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物語の哀しさに深く考えさせられた。

なぜ金が必要なのか。金を得るために何をすればよいのか。なぜ暴力を振るうのか。

絶望の中に希望はあるのだろうか。

考えさせられた映画だった。