
著者:長岡 弘樹
出版:双葉社
(2008-10)
Tairaオススメ度:★★★☆☆
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患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。
娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心揺さぶられる「傍聞き」。
女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。
元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。まったく予想のつかない展開と、人間ドラマが見事に融合した4編。
表題作で08年日本推理作家協会賞短編部門受賞。
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Without haste, but without rest.
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