考えないヒント―アイデアはこうして生まれる


雑誌GQの影響から、新書を少しずつ読んでみようかと思い、先ず手に取ったのがこの本でした。

読んでみての感想は、フンワリと優しい気持ちになれる素晴らしい内容でした。面白かったです。

本の中で特に印象に残った言葉が、「夢は金を出してでも買え」や「性に合わなかったスローライフ」、「全ては必然に向かった偶然」などなどです。

最近は、いかにしてお金を合理的に稼ぐかといったことや、あくせくせずにのんびりやろうぜ的なことが流行っていて、僕はそういう本を読む度に自分の性格に合わないなって多少ショックを受けていたのですが、この本を読むことですごく救われた気分になりました。

また、僕自身も最近では、全てのことは偶然ではなく必然ではないだろうかと考えていましたので、この本を読むことでその考えを確信しました。

ただし、必然を呼び込むための雰囲気づくりというか、小山薫堂流で言えば”種まき”は、自分自身で行う必要があり、そのためには日頃から常に楽しいことを考えることが大切で、その楽しいと思える種をいくつポケットに入れられるかは、本人の気持ち次第なんだろうなって思いました。

勿論、僕がこの本に出会えたことも必然であると思っています。
今年の僕のテーマは、モアチャレンジ。
そういうことでチャレンジした新書というジャンル。
何だか繋がりを感じるぞと一人喜ぶ3月の夜。