土曜日のお昼過ぎのこと。
会社の僕の尊敬してやまない上司(役員)からの電話。
「明日、釣り行くけど一緒に行くか?」

釣りといっても、その辺の海辺での釣りではなくて、上司の所有するクルーザーに乗っての、松方弘樹や加山雄三がやってるようなセレブな海の男的な釣り。

僕はクルーザーに乗ること自体が初めてどころか、釣りということをこれまでの人生で1回しか経験したことがなくて、最初は「船酔いするだろうな」とか「釣れないんだろうな」等々ネガティブな気持ちのまま搭乗したのですが、見渡す限りの青い海と青い空を目の当たりにすると、船酔いしている場合ではなくて、この至福の一時を一瞬たりとも余すことなく体感していたいという気持ちでいっぱいになりました。
※と言っても1時間位はダウンしててクーラーのあたるソファーで泣く泣く横になってました。

本当に素晴らしい一時でした。

そして釣りはといいますと、なんと僕は6匹の魚をゲットすることができました。
カツオにアジにシイラにカワハギという内容です。
この中でも一番大きかったのがカツオで40cm位の大きさでした。

釣りが一段落したとこで、上司が「腹減ったな飯食うか。」と言い「あそこに見えているのが久高島だけど行ったことある?」と聞くので「無いです。」と答えると、「よし。じゃあ昼飯は久高島で食べよう。」と急遽進路を変更することに。この大胆さに感動。

そして久高島で食べた沖縄そばの美味いこと。

そんなこんなの心から幸せな充実した休日を過ごすことができました。

この一日を通して、上司の堂々と毅然とした姿勢、そして誰にでも公平に接する大きな包容力の源を少しだけ理解することができたように思います。

心から感謝しています。
僕は仕事が好きというよりもこの人に認められたくて仕事をがんばっているのかもしれないなと思いました。