先週の金曜日、IT関連のセミナーに参加してきました。

このセミナーでは、なんとサン・マイクロシステムズの会長さんの基調講演がありました。同時通訳で。

講演の内容は特に斬新なものではなかったのですが、講演の内容よりもむしろ講演の仕方(パフォーマンス)にとても感動しました。

大きな声、少し大げさな身振り、ユーモア、笑顔、等々。
全ての動作にまるで喜怒哀楽の感情が伴っているような、とても引き込まれるパフォーマンスでした。
素晴らしいです。感動です。これだけでも参加してよかったと心から思えました。

会長さんの講演の後、サン・マイクロシステムズの政策推進営業開発本部 本部長さんの講演が行われました。
その中でとても興味深かったことが、サン・マイクロシステムズ社では全社員の7割程度の席(パソコン)しか設置されておらず、しかもこれらの席は社員個々に指定されていなくて、朝出勤して空いている席であれば誰がどこに座っても良いということでした。
これは毎日誰かが出張に行っていたり休暇を取っているから可能となっているそうで、これによって不動産的なコストを大幅に削減できているとのことでした。

またこの仕組みは、各個人のデスクトップ環境をサーバ側で管理するシステムを構築しているから可能となっていまして、各社員は一枚のカードを持ち歩きそれをどこにあるパソコンに差し込んでも自分の環境を呼び出せるとのことでした。
ホントこのシステムはいつ見てもエレガントだと思います。素晴らしいです。

そんな訳でこのセミナーの模様を以下に記します。

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セミナー開始。ド派手なライトがセミナーの高揚感を演出してました。

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会長さんの講演。とにかく動く動く。

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ウルトラ・シン・クライアントの看板。

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これがウルトラ・シン・クライアント。
ハードディスク、メモリ、CPUが搭載されていないため、完全なセキュリティを確保。

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カードはこんな感じに装着。
カードを入れると同時に各個人のデスクトップ環境がサーバから提供される。エレガント。