
昨日、僕が高校生の頃結成したSKAバンドの話を書きまして、その中で当時僕の高校には最強バンドがいた。って事を少しだけ紹介しましたので、本日は、彼らがどのような音楽を演奏していたのかということを書いてみたいと思います。
彼らは、基本的にサイコビリーを中心に演奏を行っていました。
ノドを潰したようなそれでいてユーモアに溢れるボーカル。
オレンジのグレッチがキラキラと輝く超絶ギターそしてジミヘンを彷彿させるパフォーマンス。
疾走するウルトラトリプルスラッピンウッドベース。
轟き響き高揚感を絶頂に導くドラミングドラム。
言葉で表すことが難しいのですが、とにかく彼らの音楽は素晴らしくて体を動かさずにはいられないような独特のノリが伴っていました。
そんな彼らがカヴァーしていたのが今日紹介する”ディメンテッド・アー・ゴー”のこの曲でした。
この曲は、音楽の教科書とかにも掲載されたりする曲が原曲で、それをサイコビリー風にアレンジした曲となっています。
サイコビリー風といっても、ボーカルをかるく毒々しく仕上げ、ウッドベースをカチカチならし、テンポをやや早めたという感じなので、意外に聴きやすくまとまっていてなかなかカッコ良い曲です。
今思っても、彼らの選曲のセンスの良さには脱帽します。
ちなみに彼らのバンド名は”ブランキー・ジェット・ナミコシ”でした。
それにしても、サイコカット(サイコビリー独特な髪型)の高校生がゾロゾロいる高校。
そんな彼らが全校生徒の前でライブする環境を提供している学校。
思うとなかなかユーモアを理解している学校だったなって思います。素敵です。
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