
今からずいぶん前のこと。高校3年生位の頃です。
僕は"SKA"ばっかり聴いていた時期がありました。
その当時の僕は、SKAが一番スタイリッシュな音楽であると思っていました。
だけど僕の周りではサイコビリーやラスティック、パンクなどが流行っていて、いまいちSKAという音楽が認知されていませんでした。
僕は、どうにかSKAの魅力を多くの人に知ってもらいたいと常々思っていました。
そこで僕が考えたのが、僕の通っている高校で毎年2月に行われている卒業生を送る会的なイベントに、僕がSKAバンドを結成し全校生徒を前にしてライブを行ってはどうだろうか。ってことでした。
そのイベントまで後1ヶ月を過ぎた頃でした。
僕は、仲の良かった楽器のできる友人全員に声をかけました。
声をかけた友人全員が「高校卒業も近いし楽しそうだからやってみようか。」と快諾してくれました。
こうして僕らのSKAバンドが結成されました。その名も"スカターズ"。
ちなみに"すかた"という言葉は、僕の育った地域の方言で”気持ち悪い”的なニュアンスの意味を持っていまして、そういう風に捉えると”気持ち悪い人達”的な意味になります。
なぜか僕はそれがとてもカッコく思えて、ずいぶんこの名前を気に入っていました。
バンドは、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、トランペット×2、トロンボーン、サックスという8名編成でした。
その頃、僕らの住む地域にはスタジオってのが無くて、練習は人通りの少ない空き地で行っていました。
青空に向かって響くラッパの音が最高に気持ち良かったです。
つづく。
------------------------------
今日、iPodからスペシャルズのこの曲が流れてその当時のことをふと思い出しました。
あれから10年とちょっとの月日が流れました。
みんな元気かな?
コメント