
週末この本を読みました。
僕はミステリー小説がとてもとても好きでして、ただミステリー小説ばかりだと少し飽きる事があったりしますので、この本のようなスプラッタ・ホラーのジャンルにも手を広げようと思ってみましたが、この本を読み終えた結果、諦めることにします。
あまりにも酷い殺され方をする人々。
映画ならば目をつぶって見ないようにも出来るのですが、小説ではそれが出来ない。
つらすぎます。
僕はホラー映画は嫌いじゃないのですが、小説となると描写があまりにもリアル過ぎて(映像でない分やりたい放題)心底気分が悪くなりました。
結局、何行かバーって飛ばし読みしたのですが、物語の最後でちょこっとミステリー小説っぽいトリックが用意されていて、その辺の伏線自体を飛ばし読みしている僕には、そのトリックをババンと示されても特にオオオと驚くことも出来ず、なんなんだ?って感じです。
この小説の続編が出されているようですが、多分僕が読むことは無いと思います。
そんな訳でスプラッタ・ホラーな小説は僕にはまだまだ時期尚早ということが分かって一つ勉強になりました。という夜でした。
コメント
コメント一覧 (2)
綾辻の館シリーズは好きだったけど、これはタブーと
どこかで書いておけばよかったかなぁ…なんて。
私もコレを読んで最初っから吐き気、眩暈の連続で、ミステリと同じようなアタマの中がすっきりする感覚なんて皆無。なのに最後まで読んでもう読まないと決めたのに2冊目を古本屋で同時に買ってたので怖いもの見たさもあって少し読んでみたけど、もうダメでした(泣)。それ以来綾辻氏の本から離れてしまうほどダメージが大きすぎて…。続編、ダメです。スプラッタOKの友人ですらもこれはダメと言ってたくらいですもの。
この”殺人鬼”をタブーと位置付ける祥さんの気持ちホント良く分かります。
そんなことを知らずに「オオ、この小説面白そうだぞ。」ってな軽い気持ちでこの本を手にした僕は、数時間後に撃沈と相成った訳です。トホホって感じです。
続編は、きっと自発的には手にしないと思いますが、怖いもの見たさ的に少し興味あるってのも本音ですね。