イズ・ディス・イット

先日、福岡に行った際に、このブログでも前に少しだけ書いた音楽家を目指す友人に会ってきました。
相変わらず似合わないタバコをプカプカと吸いながらも飄々と歩く姿は、案外ミュージシャンっぽくて、結構さまになっているなとか思ってみたりと。

そんな彼とビール片手に話す音楽の話は尽きなくて、いろいろな音楽を聴きながら「この曲かっこ良いよね。」とか言い合えることに幸せを感じつつも、音楽の話で盛り上がる時間と比例した彼の吸うタバコの本数のおかげで、僕のスーツやらカバンやらが、とてもとてもタバコ臭くなってしまいました。

このStrokesの曲も、そんな「良いよねこの曲。」という曲の一つでした。

この曲は、ストロークスの”Is This It”というアルバムの5曲目に収録されています。

このバンドは、いろいろなところでヴェルヴェット・アンダーグラウンドと比較されたりしてますが、単純なコード進行、ちょっとチープな音、力無く歌うボーカル等々、いくつか共通点があるように僕も思いますね。

このアルバムのどの曲を聴いても、これといったパンチは無いのですが、それが逆に良い味を出している感じです。オリジナリティが無いようであるような、そんなバンドです。僕はこんな音は結構好きですね。