TIMERS

2005年3月5日で、忌野清志郎がデビュー35周年を迎えるとのこと。
ということで、デビュー35周年記念のプロジェクトがいろいろと始まるようです。
その第1弾として、エースコックスーパーカップのCM曲「JUMP」や、グロンサンのCM曲「ライオン・グロンサン」等を収録したシングル"JUMP"を11月26日に発表するそうです。

忌野清志郎と言えば、もう言わずと知れた日本が世界に誇るキング・オブ・ソウルマンってな感じですね。
この人の作る曲は、第二十一夜でも書いたような社会風刺的な曲から、美しいメロディの曲までととてもとても幅広く、新曲を発表する度に、つくづく天才だなって思いますね。

この曲は、忌野清志郎がTHE TIMERSという名義で発表した"TIMERS"というアルバムの5曲目に収録されています。

この曲はモンキーズの代表曲を日本語でカヴァーしたとても有名な美しい曲ですが、面白いのが、このアルバムではこの曲を除く全ての曲が社会風刺的な曲ってことです。僕は、この曲を聴きたいがためにこのアルバムを購入し、他の曲とのギャップに驚くと同時に、それぞれの曲に込められたメッセージ性に心を鷲掴みされたような気持ちになりました。いろいろな事を考えさせられましたね。
良い意味でも悪い意味でもとても印象的なアルバムです。

タイマーズという名前、「ギーンギーン」と言う曲では「衆議院、参議院」と歌い、「税」と言う曲では「消費税、市民税、間接税、教えてほしいぜい税の行方を」と歌う。ね、最高でしょ。

余談ですが、忌野清志郎の公式サイトの名前は「地味変」といいます。この発想が欲しい。

関連・経由
地味変