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地獄攻め

沖縄の音楽シーンを語る上で絶対にはずせないのがこの地獄車だと思います。
もちろん地獄車よりも前から活動していたバンドは数多くありますが、沖縄におけるインディーズバンドが胸を張れる土台や音楽を楽しむ(披露する)場を築いたのは地獄車ではないかと思います。

地獄車には、ライブパフォーマンスだけでなく時代の流れ的な勢いもあったと思います。
本土から多くのアーティストが来沖した際も、フロントアクトとして堂々とパフォーマンスを行い、その頃の少し本土にコンプレックスを抱いていた沖縄県民に対して「俺達は本土のバンドと肩を並べられるんだ」と言わんばかりに観客を煽り、歌い、騒ぐ姿がとても印象的でかっこ良かったです。

この曲は、"地獄攻め"というアルバムの10曲目に収録されています。ほんとはインディーズ時代に発表された"地獄車"というアルバムに収録されている方を紹介したかったのですが、アマゾンのリストに無かったのでこのアルバムのバージョンにしました。(アレンジが違います。僕は最初の方が好み。)

沖縄のインディーズシーンを築いたバンドですが、残念ながら現在は活動休止(?)してます。
またいつか活動を再開することを楽しみにしつつ。