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「神様ごっこ」
作詞・作曲:イ・ラン
歌詞対訳:清水博之(雨乃日珈琲店)
韓国で生まれ暮らすことにどんな意味があるとお考えですか
時には砂漠に放り出されたような気分になりますか
良い物語があっても創られないということ
良い物語への信念が崩れる時もやってくるものですか
この頃も恐ろしい出来事と向かい合っているのですか
中年になっても絶望と挫折の重さは同じですか
それでも偶然出会ったような物語が生まれるのを待ち
今日も彼らの隣の席で食事をしているのですか
聖杯を探そうとする人と復讐をしようとする人
結局みんな家を出発することで始まる そんな物語
単純な英雄は人々の代わりに生贄となり死を迎え
人々は彼のために涙をこぼして家に帰ります
相変わらず人々は良い物語が現れるのを待っています
良い物語は香りをまとい 人々はその匂いを嗅ぎます
全ての物語は生贄として創られる悲劇
喜劇は生贄が流す血を受けるための淵の広いお皿
ひょっとして私は映画をつくるることで神様ごっこをしようとしているのかもしれない
相変わらず人々は良い物語が現れるのを待っている
私は良い物語を通じて神様ごっこをしようとしているのかもしれない
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朝起きて音楽をかけるってのが僕の日課。
今日、僕が選んだのは、日曜日の静かな朝にぴったりなこんな曲。
美しいメロディと重ねられた少し気だるいボーカルが、とても心地好い。
イ・ランの音楽には僕が好きと思う要素が全て詰まっている。
素晴らしいアーティスト。
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