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香ばしい香り薫れば ほろ苦い恋にも似ていて
あわてるとちょっと熱いよ ゆっくり腰を落ち着けて
風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと
喫茶店の窓辺から花咲く朝の通りへと
コーヒーと恋愛が共にあればいい
カップのふちすれすれにたっぷり入ったのが好きだな
クリームをいれたら白いらせんを描きだす
恋心もぐるぐると目まぐるしく移り変わり
気が付いてみれば花咲く朝の通りへと
コーヒーと恋愛が共にあればいい
なんだかんだ言ってみても 飲めば飲むほどに眠れず
分かってはいたってどうにも止められないってもんさ
風に乗って香り高く 苦い涙ほろほろと
喫茶店の窓辺から花咲く朝の通りへと
娘さんたち気を付けなコーヒーの飲みすぎにゃ
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この曲を初めて聴いたのは大学2年生の頃だったかな。
レコード屋さんに予約していたこのアルバムを発売日に購入して、ワクワクしながらステレオにセットしたことを覚えている。
「青春」の焦りとほろ苦さと美しさが、このアルバムには全部詰まっているような気がする。
アルバムの最後に収録されていたのがこの曲。
繊細で美しいメロディと爽やかな歌詞に心から感動した。
今日朝起きてこのアルバムを聴いている。
初めて聴いてから20数年が経っているけれど、まったく色褪せない美しさに溢れたアルバム。
そしてこの曲の美しさに僕はまた深く感動している。
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