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カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ
東京創元社
2018-09-28



カササギ殺人事件〈下〉 (創元推理文庫)
アンソニー・ホロヴィッツ
東京創元社
2018-09-28



Tairaオススメ度:★★★★★

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ミステリ界のトップランナーが贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント! 
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。
鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。
その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。
消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。
病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。
現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!

名探偵アティカス・ピュント・シリーズ最新刊『カササギ殺人事件』の原稿を読み進めた編集者のわたしは激怒する。
こんなに腹立たしいことってある?
著者は何を考えているの? 著者に連絡がとれずに憤りを募らせるわたしを待っていたのは、予想だにしない事態だった――。
クラシカルな犯人当てミステリと英国の出版業界ミステリが交錯し、とてつもない仕掛けが炸裂する! 夢中になって読むこと間違いなし、これぞミステリの面白さの原点!
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今年最初に読んだ本。

最高に素晴らしくて読んでいてワクワクしたミステリー小説だった。

この小説は、「ミステリが読みたい!」、「週刊文春ミステリーベスト10」、「本格ミステリ・ベスト10」、「このミステリーがすごい!2019年版」の海外部門で1位を獲得している。

そんな前評判を知っていたので、僕のハードルもかなり上がっていたけれど、そんな小さなハードルなんて軽々と飛び越えるくらい、前評判通りの文句なしに面白い小説だった。

ミステリーの王道でありながら、古臭さを全く感じさせず、それどころか本格ミステリーの真髄を見せつけられた、そんなミステリー愛に溢れた、そして全てのミステリー好きを熱狂させるであろう、素晴らしい内容だった。

僕はこの本を読んで、ミステリーが好きで本当に良かったと心から思えたし、こんなにもワクワクしながらページをめくるジャンルの小説が他にあるのだろうかと思う。

今年最初にこの本を読めて本当に嬉しく思う。