銀河のほとり、路上の花
中川敬
SPACE SHOWER MUSIC
2012-11-28



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街頭から鬨の声
気高き人がきの波
まやかしはもう打ち止め
世界はお前を待っている

涙は流れるままに
胸の痛みは止まらない
網膜に焼き付く影
世界はお前を待っている

怒りがトグロを巻いて
そばだつ壁を崩した
誰もが証言に立つ
世界はお前を待っている

不安に足がすくまる
道なき道へ旅立つ
あの人の声がしたよ
世界はお前を待っている

恵の海で祈ろう
弔い酒を送ろう
男はまた船を出す
世界はお前を待っている

灯篭の灯がともされ
久方の顔が揃う
泣き顔に笑みが溶ける
世界はお前を待っている

勇ましい言葉だけの
男がまたうち沈む
何度も間違えるけど
世界はお前を待っている

街頭から鬨の声
気高き人がきの声
果てしない夢のまだら
世界はお前を待っている
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心が震えた。

頭ではなく。心に響いた。

千夜千曲の四百夜にこの曲を聴く。

少し遠回りして帰ろうと思う。

夜を走る車で僕はこの曲を聴く。