学生の頃、友人と天神の「昭和」っていうフォーク喫茶に行った。

客がほとんどいない店内。

僕と友人はステージに近いテーブル席に腰かけた。

するとおもむろにギターを片手にステージにつく男性。

それがマルツカ道だった。

静まる店内。すっと息を吸ったかと思うとかき鳴らされたギターの力強さに圧倒された。

店内を震わす歌に心を鷲掴みにされた。

感動に震えた。

僕の音楽に対する考え方を根本から帰るくらい衝撃的な歌だった。

今日、この歌が唐突に頭に流れた。

もしかしたらという気持ちでユーチューブを検索すると、なんとヒットした。

そして、改めてこの歌を聴いた。感動に震えた。

あれから20年近い時間が経ち、いろいろな経験を重ねた僕だけど、あの頃の衝撃を今でもはっきり思い出すことができる。

あの頃と変わらないマルツカ道がいる。

あの頃と変わらない僕でいたい。