Tairaオススメ度:★★☆☆☆
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ある山間の寒村に伝わる風習。
この村では、死者からくりぬいた顔を地蔵にはめ込んで弔う。
くりぬかれた穴には白米を盛り、親族で食べわけるという。
この事から、顔を抜かれた死者は“どんぶりさん”と呼ばれた―。
スマホにメッセージが届けば、もう逃れられない。
“どんぶりさん”があなたの顔をくりぬきにやってくる。
脳髄をかき回されるような恐怖を覚える、ノンストップホラー。
第23回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作!
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日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作というふれこみに引かれ読んでみたものの、今一つ物語の世界観に入り込めず、脳髄をかき回されるような恐怖を覚えることはなかった。
どんぶりさんがなぜ襲ってくるのか、どういう方法で襲ってくるのか、そういう肝心なポイントがぼんやりとしか示されていないため、恐怖感よりも疑問ばかりが頭に浮かぶ、そんな印象だった。
今年はあまり本を読んでいないな。あとどれくらいの本が読めるだろうか。
年末は楽しくもあり寂しくもある。そんな気持ちです。
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