プラージュ
誉田 哲也
幻冬舎
2015-09-17



Tairaオススメ度:★★★☆☆

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あるシェアハウスに住む、厄介者たちの物語。 悪と正義、法と社会、加害者と被害者……。
読む者の常識や既成概念を揺るがす、新たなエンターテイメント小説。
たった一度、魔が差した結果、仕事も住む場所も失ったサラリーマンの貴生。
やっと見つけたシェアハウス「プラージュ」で、人生やり直す決意をするも、個性豊かな住人の面々に驚かされることばかりの毎日。
さらに、一人の女性住人にあることを耳打ちされて……。
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心がフワッと軽くなるような、そんな小説だった。

少しだけ、主人公に都合が良すぎる展開があったようにも感じたけれど、そういうことを差し引いても読後は爽やかな気持ちになれた。

こういうジャンルの本はなかなか手に取らなかったけれど、これからはもう少しだけ読んでみようかと思う。読んだ後優しい気持ちになれるしね。