Tairaオススメ度:★★★★☆
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その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。
だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……
そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく!
強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!
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初めてこの本を読んだのは高校生の頃。
推理小説を好きになるきっかけになった本。
改めて読みなおし、初読ほどの感動はなかったけれどやっぱり面白かった。
以前読んだ内容はすっかり忘れてしまっていたので、今回も僕なりに一生懸命推理したけれど、結局犯人を当てることはできなかった。
少しだけ運任せな犯行もあるように感じるけれど、それでも誰が犯人なのか考えながら読み進める推理小説の醍醐味を十分に楽しませてもらった。
僕が以前読んだのは旧訳の方だったけど、旧訳の方がもっと陰鬱な雰囲気だったように覚えている。
いずれにせよ、ミステリー小説の最高傑作であることは間違いない。
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