ドクムシ (双葉文庫)
八頭 道尾
双葉社
2016-02-10



Tairaオススメ度:★★★★☆

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7人の男女が目覚めたのは、封鎖された廃校だった。
そこにあるのは7日間をカウントダウンする電光掲示板と土鍋、そして肉切り包丁。
7日間生き残れば全員解放されるのか?
それとも最後の一人になるまで終わらないのか……
人間を使った悪夢の"蠱毒"が幕を開けた!
2016年4月、映画公開決定!
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こう言っては失礼だけど、あまり期待せず読み始めたこの本。

読み進めるうちに、だんだん物語の禍々しさに引き込まれていき、最後まで一気に読んだ。

終盤の展開に若干の物足りなさと違和感を感じたけれど、それでも人間の理性と本能の葛藤を、これでもかと遠慮なく描いていてとても興味深く読み進めた。

映画化されるとのことだけど、本に描かれているような人間の欲望をむき出しにした描写を再現できるかどうかが、映画が面白くなるかどうかの重要なポイントになるのではないかと思う。