友人から、とある動画が送られてきた。

その動画を見て僕は嬉しさのあまり泣きそうになってしまった。

そこには音楽を心から楽しんでいる彼奴の姿があった。

演奏のタミングがずれたり歌詞を間違えたりしながらも大声で歌う彼奴の姿はカッコ良かった。

「ここまで生きてきて人生を語れないので、人生を語らずという歌を歌います」

そう言って彼奴はこの歌を歌った。

カッコつけのくせにカッコつけることを恥ずかしがる彼奴らしいセリフ。

だけど、そんな彼奴の歌う真っ直ぐな姿は僕を勇気づけてくれた。

そうだ。僕たちの青春はまだ終わっていないんだ。

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朝日が昇るから起きるんじゃなくて
目覚める時だから旅をする
教えられるものに別れを告げて
届かないものを身近に感じて

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず

嵐の中に人の姿を見たら
消えいるような叫びをきこう
わかり合うよりはたしかめ合う事だ
季節のめぐる中で今日をたしかめる

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず

あの人のための自分などと言わず
あの人のために去り行く事だ
空を飛ぶ事よりは地をはうために
口を閉ざすんだ臆病者として

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず

おそすぎる事はない早すぎる冬よりも
始発電車は行け風を切ってすすめ
目の前のコップの水をひと息にのみほせば
傷もいえるしそれからでもおそくない

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず
今はまだまだ人生を語らず

目の前にもまだ道はなし
越えるものはすべて手さぐりの中で
見知らぬ旅人に夢よ多かれ

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず

越えて行け そこを
越えて行け それを
今はまだ人生を人生を語らず
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