Tairaオススメ度:★★★☆☆
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『見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ』
―目と手と舌を奪われたデザイナー。
裁判員制度と厳罰化。
社会情勢が生み出した“狡猾な犯罪”の正体とは?
『シザーズ』
―刑事と通訳捜査官、俺が捕まえあいつが落とす。
中国人の犯罪組織に、まるでハサミの刃のように、二人揃って鋭く切り込む!
『三十九番』
―このまま、時は平穏に過ぎていくはずだった。
「三十九番」の名を再び聞くまでは。
留置係員は何を見たのか。
衝撃のラスト。
警察小説の新たな大地を切り開く3編。
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僕の好きな作家の貫井徳郎と誉田哲也が名を連ねているってことで手にとった。
僕は、短編はあまり好んで読まない。
短編だと、どうしても物語の展開が早くなるし深みを足りなく感じてしまうから。
この本に書かれたどの物語も、長編でもっとしっかり読んでみたいと思わせてくれる内容だった。
この本に名を連ねる福田和代。
思えば福田和代の小説はまだ読んだことがない。
この本に収録されている物語は軽やかでとても面白かったので、次回は長編作を読んでみたいと思う。
石垣行きの飛行機の中で読むにはちょうど良いボリュームでした。
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