
著者:曽根 圭介
出版:講談社
(2009-09-05)
Tairaオススメ度:★★★★☆
----------
だれが見ても、あいつが犯人だった。
幼女殺害事件に挑む新米刑事。事件解決に傾ける情熱が、大きな疑惑に突き当たっていく。
犯罪被害者の遺族として。
乱歩賞作家の受賞第一作ミステリー
総力を挙げた地取り捜査で集められた膨大な情報。
そのなかから、浮かび上がった一人の男。
目撃証言、前歴、異様な言動。
すべての要素が、あいつをクロだと示している。
捜査員たちは「最後の決め手」を欲していた―。
図地反転図形―図と地(背景)の間を知覚はさまよう。
「ふたつの図」を同時に見ることはできない。
ひとたび反転してしまったら、もう「元の図」を見ることはできない。
----------
コメント