ファントム・ピークスファントム・ピークス
著者:北林 一光
販売元:角川書店
(2007-12)
販売元:Amazon.co.jp
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Tairaオススメ度:★★★

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おまえはいったいなんなんだ?なぜここにいる?
長野県安曇野。
半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり、三井周平は絶望していた。
しかし、なぜ、あれほど用心深かった妻が、山で遭難し、しかも現場と思われていた場所から、遙かに離れた場所で発見されたのか?
…数日後、沢で写真を撮っていた女性が、一瞬目を離した隙に行方不明になる事件が発生。
妻の事故との類似点に気づいた周平が捜索を手伝うことになる。
しかし、それは、恐怖の連鎖のきっかけにすぎなかった!人間をあざ笑うように、次々と起こる惨劇。
山に潜む、かつてない凶悪なモンスターとは―。
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”かつてない凶悪なモンスターとは”と意味深な表現の必要が果たしてあったのかどうか。

正直、その表現に期待をし過ぎた僕は、モンスターの正体が分かった時点で拍子抜けしたというかがっかりしたというか、急速に物語への興味が失われてしまいました。

逆に言うと、そんな仰々しいあらすじさえ読まなければ過剰な期待もしなかった訳で、それならもっと素直に面白く読めたのかもしれないなとも思います。

以前読んだ「シャトゥーン―ヒグマの森 - 増田 俊也」と重なる部分も多かったのですが、禍々しさを求めるならシャトゥーン、人間模様や自然との共存等、もう少し深いテーマを求めるならこのファントム・ピークスというところかなと。

今回は星3つでした。