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11月9日(日)に開催されたツール・ド・おきなわ2008に参加してきました。
僕がエントリーしたのはチャレンジサイクリングという部門で、名護市をスタートして沖縄本島北部を80kmひた走るっていうコース。

レースではないので、自分のペースに合わせた楽しいサイクリングってのがこの部門の主旨だったのですが、実際のコースはもの凄い起伏に溢れたコースで、楽しくのんびりっていうイメージとはだいぶかけ離れたシリアスな部門だったと僕は思いました。

それにしてもツール・ド・おきなわ楽しかったですね。
当日は雨が降っていたのでどうなることかと思ったのですが、スタートしたら不安よりも楽しさの方が上回りました。
僕は自転車の大会に出るのは今回が初めてだったのですが、周りにたくさんの人がいると、自分一人だったら挫けたであろう急な登り坂とかもグイグイ登れるようになるから不思議ですね。

ちなみに僕は今回、ピストで出場しました。
ピストでどこまで走れるか、レース用バイクには劣るのだろうか、この辺をずっと前から検証してみたかったのでピストで走ってみたのですが、意外とピスト良い感じですよ。

例えば、レース用バイクは登り坂に入る手前でシフトダウンを行うので、そのシフトダウンに手間取る(坂道にあったギアを探す手間等)とこれまで維持していたスピードがググって落ちてしまうのですが、ピストだとギアが1枚しかないので、何も考えずにそのまま坂道に突っ込んでいくことができます。

また、ピストだとずっとペダルが回り続けているので、普通の自転車がペースを落としがちな平坦な道等でも、あまりスピードを損なうことなく走り続けることができます。

といってもピストにも弱点があって、特に下り坂は大変です。
ペダルが回り続けているので、足がペダルの回転に追いつかなくなり、普通の自転車だと気持ちよく滑走できる下り坂を、ピストだとブレーキをかけながら慎重に下らないといけないってことになってしまいます。

あと、ピストだといろんな方に話しかけてもらうことができます。
皆さん基本的には良い反応を示してくれますので、結構嬉しかったりもします。

今回は80kmを4時間30分で走りきりました。(休憩ポイント4つ)
本当に楽しかったです。
また来年も出たいと思います。

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80km走り終えた後のスローライダー号。
なんだか精悍な雰囲気を醸し出しているように感じるのは僕だけか。