限定:東京コンサート


あの美しく甘くほろ苦いサニーデイ・サービスの名盤「東京」を、曽我部圭一がアルバムの曲順そのままに弾き語りするという素敵なアルバムが発表されました。

あまりにも素晴らしい内容に僕は涙しました。
「東京」は僕の青春が全てつまっているといっても言い過ぎではないアルバムです。

朝起きてコーヒーを煎れるとき、彼女ができたとき、一人旅をしたとき、仲間と旅をしたとき、いつもこのアルバムがステレオから流れていました。
CD屋さんでバイトしていた頃は店員の特権として毎日このアルバムを店内に流していました。
「この曲素敵ですね。なんていう人達ですか?」そう訪ねられたことも一度や二度ではありませんでした。
そしてそんな会話から素敵な友人が何人もできました。

そんな僕にとってかけがえのない「東京」が10年を経て再演されること自体に感激しました。そしてその内容に感泣しました。

僕がこのアルバムのことを知ったのはほんの些細な偶然からでした。
だけど今思うとこれは偶然ではなくて必然であったと思います。
全ては必然です。改めてそう思いました。

幸せな土曜日です。