ある閉ざされた雪の山荘で

出張と言えば読書。
そん訳で、最近の僕のマイブームがこの東野圭吾です。
2月だけで、この人の本を4冊読みました。

それにしても、この人の描く物語は、人物描写や風景描写を押し付けがましく説明していないにも関わらず、頭の中で簡単に思い描くことができて、毎回ググッと引き込まれてしまいます。

ただ、僕はこの小説を読み始めた瞬間から不思議な違和感を感じていました。
ネタバレになってしまうといけないので詳しくは書けないのですが、「一体この視点は誰の視点なのだろうか。」という感じの違和感でした。
それと登場人物の数です。これも何故だかずっと違和感を感じていました。

それでも読み進めていくうちに、多分僕が感じた違和感というのは、作者による意図的な表現からくるものなんだろうなということに気づくとともに、こちらとしては事件解決までに犯人を見つけてやるという考えすらも結局は作者の思惑通りなんだろうなって思えてきました。
それほどまでにこの人の物語はとても良く作り込まれたものだと思います。

推理小説が嫌いではなく、この人の本を読んだことが無いのであれば、読んでみる価値はあると思います。ホント面白いです。